電動装置 Polaris(ポラリス) ER2000｜製品メンテナンスガイド

製品メンテナンスガイド

電動遠隔操作装置(コード2芯)

上記写真の電動装置はPolaris(ポラリス) ER2000です。
操作盤の操作ボタンは「青色」のデザインです。
駆動部は共通でER2000を使用します。

ER5型以前の製品とは異なり駆動部のコードには２芯のコードを使用します。

電動装置は接続されているバルブ側に合わせて製作しております。
電動装置の取り付けられているバルブ側の型式や口径によってバルブ側のストロークや電動装置取付方法が異なりますので、修理の際には製品の型式を御確認下さい。

操作盤は点検ランプで異常発生、
給水・水抜ランプで異常の内容を表示します。

給水・水抜ランプが両方点滅する場合、
駆動部の接続コードの断線もしくは
駆動部の故障が考えられます。

給水・水抜ランプが両方点灯する場合、
駆動部の接続コードのショートもしくは
駆動部およびバルブ側の故障が考えられます。

駆動部の接続コードの白・黒の線を操作盤から両方抜いて電源ONにすると、
点検ランプが点灯し、給水・水抜ランプの両方が点滅する。

駆動部の接続コードの白・黒の線を結んで電源ONにすると、給水ランプが点灯する。
その後操作スイッチを押すと、点検ランプが点灯し、同時に給水・水抜ランプが点灯する。

以上が確認できれば、操作盤は正常です。

駆動部をバルブ側から取り外し、そのまま操作盤から操作を行います。

電源ONにし、給水ボタンを押すと、駆動部が作動し給水ランプ点灯する。

電源ONにし、水抜ボタンを押すと、駆動部が作動し水抜ランプ点灯する。

駆動部をバルブ側から取り外し、操作盤と直接接続して操作します。

電源ONにし、給水ボタンを押すと、駆動部が作動し給水ランプ点灯する。

電源ONにし、水抜ボタンを押すと、駆動部が作動し水抜ランプ点灯する。

以上が確認できれば、駆動部は正常です。

手動ハンドルで給水・水抜操作する場合、操作前に電動装置の電源をOFFにして下さい。

手動ハンドルを下に押しながら、最後まで回して下さい。

手動ハンドルは必ず最後まで回して下さい。
途中で止めますと水の出が悪かったり、水が抜けなかったりします。

通常は、駆動部用コ－ドを切断しないで、そのまま操作盤まで配線します。コ－ドを途中で接続する場合は、湿気のないところで行ってください。やむをえず湿気のある場所（地下ピットなど）で接続する場合は、防水処理をきちんと行うようお願いします。防水処理を怠ると駆動部の故障の原因になります。

①コ－ドの被覆をむいて、白，黒の線をそれぞれ１．２５の付き合わせスリ－ブ等で圧着してください。
②圧着部分が接触しないようにビニ－ルテ－プ等を巻いてください。
③その上から防水のためにエフコテ－プ（自己融着性絶縁テ－プ）等を巻いてください。